かいじゅうごっこの追いかけあそび

かいじゅうごっこの追いかけあそび

2歳の男の子が
暴れん坊の怪獣になりました。

ちょっと怖いな。
戸惑う2歳と3歳の女の子。

何してるのかな?
様子を伺う1歳の男の子。

みんなの動きを目で追う
0歳の男の子。

そのままほっといたら

誰かが泣くか
喧嘩になるか
お母さんが怒って止めるか

もーやだ。って雰囲気になって
バラバラにあそびはじめるか。

そんな空気感の中

『怪獣さん寝るかなー』っと声をかけてみましたよ。

あら。
寝た。🤣

『あっ!
怪獣さん寝たね。』
すかさず乗っかる相方保育士。

寝たかなー。
そーっと、そーっと
抜き足、差し足

近づいて。
『つんつん』してみようか。

あっ。
起きた!

逃げろーー!!!

みんなで怪獣さんとの追いかけっこが始まりました。

怖いっと少しでも感じるお友だちには
保育士がしっかりと横について一緒に逃げます。

別の場所に、逃げたくなった気持ちにも寄り添って逃げます。

すると。
みんなが追いかけっこしている場所に戻りたくなるのです(o^^o)

怖い。
でも、戻りたい。

一緒に居てくれるなら大丈夫だ!

みんなでの
怪獣追いかけっこは
色んな発展を遂げながら
何度も何度も続きました。

お母さんたちの見守りの中で(o^^o)

1歳の子は1歳の子なりの交わり方で。

0歳の子は、みんなをじーっと目で追い、話しかけられるその時を待っていたかのように、2歳の男の子がかけ寄ると手をパタパタさせて喜びます。

怪獣ごっこが始まる前は
乗り物を乗りたい!っと
譲りあえず交喧嘩していたのに

怪獣ごっこの最中や
怪獣ごっこが終わった後は

『乗ってもいいよ!』

自ら優しい行動が溢れ出します。

わぁー。
変わってあげるの?
優しいねぇ。

変わってもらえて
嬉しいねぇ。
ありがとうだねぇ!

声をかけると
子どもたちの顔は
パァーっと明るい表情になって
ピョンピョン跳ねてしまうほどの喜びを表現してくれます。

つながれる喜び。
意思疎通できた喜び。

変わってもらえて嬉しい喜びと同時に
変わってあげれた!喜びも溢れる。

交代。順番。
残念なことではなくて
喜びに溢れることなんだなぁっと

順番!交代!
守らなくてはいけないものではなくて
相手を思って自然と出てくることなんだと、子どもたちの姿から学びます。

私たちが怒らなくてはいけないことって何なんでしょうか?

私たちの声かけ1つ。
あそび心1つで
子どもたちの空気感や行動は変わります。

それはそれは
私たちの声かけや行動で
どうにでもなりやすいという
とても怖いことでもある。

子どもたちに
何を受け渡していきたいかな(o^^o)

順番!交代!一緒に!
お友だちと仲良くする方法よりも

お友だちと一緒に遊ぶってこんなに楽しいんだ!
もっと、もっと一緒に遊びたい!

そんな気持ちの根っこを
大事に大事に育んでいきたい。

お友だちと共感して遊ぶことの楽しさを沢山知っていたら

お友だちとぶつかっても
どんなに嫌なことがあったとしても
その先のつながる喜びが見えるから⭐︎

自分の世界。
自分とママの世界。
自分とママとおもちゃの世界。

どんどん世界が広がっていく大切な時期だからこそ

子どもたちのこの先が
より豊かになっていく土台を🌈

おやこえん第2期終了しました^ ^

第3期のご案内しばしお待ち下さいね⭐︎

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