里親という存在をなんで知ったの?

虐待
保護
乳児院
児童養護施設
里親

保育士の私にとっては身近な世界でした。

保育士になるための学校で、言葉を習ったし
保育士実習で施設への実習も行き、施設で過ごす子どもたちの生活も知りました。

知識と体感で
産みのお母さんたちと離れて暮らす子どもたちがいることを知り、その子どもたちが家庭を求めていることを知りました。

保育士資格を手にした時に
私が1番働きたいと思ったのは乳児院でした。
でも、その時に最終的に選んだのは、乳児保育園で働く道でした。

保育園で働きはじめてからも
虐待という言葉は身近にありました。

研修でも何度も出てきたし
実際に出会う事もありました。
保育の中で、自分が虐待してしまうかもしれない恐怖も感じました。

ただ、虐待という言葉は本当に曖昧なもので
今思うと、子どもを守りたいと思う私の強い気持ちが、お母さんを苦しめていただろうな。
何もしてあげられない歯痒さ。
そんな事を思い出します。

あの頃の私は、虐待をする大人なんて信じられなかったし
最低だと思っていたし

そんな事をするぐらいなら
産まなきゃいいのに
子どもがいる場所で働かなければいいのに

そんな憤りをいつも感じていた気がします。

それと同時に自分も苦しめていたように感じます。

つづく。

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特別養子縁組-我が家のSTORY-
2021/11/27(土)10:30-12:30
※らもりーる参加
※オンライン配信(アーカイブ)あり
参加費 3000円

お申し込みは
https://ramorire.theshop.jp/

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