何してあそぶ? 〜感触あそび・米粉粘土〜
小麦粉・米粉粘土のつくり方
用意するもの
☆小麦粉(米粉)・油・水・塩
☆ボール
お母さんがいつも使ってるもの、日常的に身近にあるものを使うと興味倍増♪
☆計量カップ
無くてもOK!目分量でやって、水が多すぎたり、少なすぎたり、実験しながらも楽しいよ♪
☆食紅
色を付けずにまずは思いっきり感触を楽しんで。色んなものに見立てられるようになってきたら色付きで遊ぶとあそびが広がるよ♪
つくり方
①粉1カップと塩小さじ1ぐらいを混ぜ合わせる。(粉状の食紅ならこの段階で一緒に混ぜ合わせておいたら綺麗に仕上がります)
②油少々と水1/3カップを入れて混ぜ合わせる。耳たぶぐらいの硬さが気持ちよく、扱いやすい♪水を調整して、お子さんのお好きな固さでどうぞ。
※塩を入れると、保存できる期間が伸びます。
※油を入れると、滑らかに扱いやすくなります。
どちらも、無くてもできますよ^ – ^
作る過程から子どもと共に楽しむ
体調が悪くてゆっくり動くぐらいのスピードで作業を進めると、子どもにとったらお母さんの行動が良く見えて真似っこしたり、興味関心を示しやすいです^ – ^
ひと動作、一呼吸おきながらどうぞ〜
『米粉だよー。サラサラだねー。』
『お塩はいりまーす!お水入れるよー。』
年齢によっては、全部自分で作れますね^ – ^
粉のサラサラと出来上がりは抵抗なく触れる子が多いですが、混ぜる途中のベタベタの感触になると急に嫌がる子が増えます。
感覚を存分に楽しんでいるんですね。
ベタベタが気持ち悪くて、手を洗いた〜い!っと嫌がっても、洗ってあげると、出来上がりの粘土ではまた遊びはじめたりします♪
冷たさや柔らかさ、サラサラ、ベトベト、すべすべなどの感覚を敏感に感じ取ることで、大脳脳を刺激し、活動意欲が高まります。
また、ここちよい感触と思い通りにカタチを変える事ができる粘土の性質が安心感を与え、あそぶ事で心の安定にもつながります。
遊んでみよう!
「あそばせる」よりも「自分があそぶ」
ついつい子どもにさせたくなっちゃいますが、させようとするとだいたいしません。
丸々〜、長いの〜っと楽しんで色々つくっていると、だいたい破壊しにやってきてくれます(๑˃̵ᴗ˂̵)
興味を持ちはじめたら、全身で感覚を楽しんでる合図。
大人のあそびを一旦ストップして、あれこれ声をかけすぎずに、そっと見守ります。
すると、顔をあげて目を見るタイミングがあります。
その時に、『ゆびにささったねぇ。』と行動に共感する声をかけてあげると、更にあそびこんでいきます^ – ^
つまんだり、握ったり、ちぎったり、転がしたり、丸めたり、、、
あそぶ中で、手や指を自由に動かせるようになっていきます。
子どもがあそび込みはじめると、大人にとったら止めたくなる行動も沢山でできます。
それは、大人は粘土のあそび方を知っているからです。
何かのカタチをつくる事が粘土あそびだと思っている大人と感覚あそびを楽しんでいる子どもの
「あそび方」が異なるからです。
子どもにとっては、活動全てが『あそび』です。
性質そのものの研究をしている段階で、大人がカタチをつくる事に拘ると、あそびに興味を無くしたり、「つくって」「つくって」と大人につくってもらうことを求め、自分でつくる楽しさや自信を失っていきます。
危険がなければ見守ってあげて下さいね^ – ^
落とす。拾う。
高いところに置く。取る。
打ち付ける。音がなる。
子どもは、粘土あそびをしながら、全身運動も楽しんでいるんですねー☆
大きくなっても、つぶす、たたくなど大胆にあそぶお友だちもいますよ。全身を使ってモノとかかわることで気持ちを発散させているのです^ – ^
大人が枠に囚われず、やりたい活動を思いっきりさせてあげたいですね♪
あそびの回数や年齢を重ねていくうちにどんどん遊びが変化していきます。
粘土の性質そのものをたっぷり感じてあそぶあそび方から
引っ張ったり、伸ばしたりする行為によって、粘土がどんな形になるかを確かめながら、形づくっていきます。
並べてみたり、バラバラにしてみたり。
「こうしたら、どうなるかな?」この全ての積み重ねを通して、因果関係をもとに結果を予想する。といった科学的な思考力が身についていきます。
指先を使って、丸や長いカタチをなど色んなカタチを作れるようになってくると、「おだんご」「へびさん」など身近なものや知ってるものに見立ててあそびはじめます。
自分がつくったカタチを色んなものに変身させて遊んでるうちに、発想力が豊かになっていきます。
さらに、見立てたものを使って、大人やお友だちとコミュニケーションをとりながら、ごっこあそびに広がり、深まっていきます。
子ども自ら展開していくあそびの中で、想像・創造力やコミュニケーション能力も育まれていくんですね^ – ^
片付けも、あそびに(๑˃̵ᴗ˂̵)
他のあそびに移る一歩手前。あそびきったな!っというタイミング。
お片付けになるように声かけしてみます。
あそんで楽しかったな♪
一区切りを大切にしてあげる事で、「またあそびたい!」という意欲や、ひとつひとつの物事に対しての集中力が高まります。
子どもはすぐに飽きるもの。大人から見たら飽きるっと感じますが、子どもからしたら、興味が別の事に移る。っという感じかもしれませんね^ – ^
乳児の時は10分〜15分あそびこめると、すごい集中力を発揮しています。短い時間の集中を沢山経験する中で、1つひとつのあそびの集中力が伸びていきます☆
子どものイタズラをヒントに☆
大人しく遊んでいるなーと思ったら、棚から引っ張り出してきてこんな事をしていたり、ご飯中のあそび食べが盛んになってくる姿。
はぁーあ。
片付けのひと仕事ができて、ため息がでるこんなイタズラが盛んになってきたら
色んな感触に興味が出てきて、感覚を堪能したい合図かもしれません^ – ^
イタズラだとイライラするけれど、あそびに変えてしまえば大人も子どもも楽しい!
冬の寒いお部屋あそびの1つに粘土あそびいいですよ♪
家でするのはちょっと。。。躊躇される時は、らもりーるで一緒にあそびましょう(o^^o)
あそび広場でいつでもできるように用意しておくので、「やりたーい!」リクエストお待ちしております☆