【開催報告】第3回子ども未来会議~障がいとアタッチメント(愛着)~①

第3回子ども未来会議
〜障がいとアタッチメント〜開催しました☺️

当日は、スタッフ含めて36名の方と一緒に子どもの環境や関わりについて考えることができたことを嬉しく思います。

今回のトークセッションは、私たち親子の子育てスタート期を訪問療育で伴走し、親の心を支え、子どもの発達保障をしてくれた(株)Kids NA工房 代表取締役松野祐美子さんにご一緒してもらいました。
※現在、訪問療育はされておらず、こどもサポートルームsi-poを運営させれていて、2025年春には新規事業所もオープン予定です☺️

1部は「障がいってなんだ?」をテーマにトークセッションしました。

息子の障がい受容をしていると思っていましたが、今回開催にあたって準備を進めていく中で、受容しきっているとは言えず、まだまだ道半ばなことに気づいたというところからのお話しスタートでした。

息子を迎え入れてからの、自分の感情の揺れや行動を振り返る一方で、裕美子さんが息子と関わり変化していく様子を記録してくれていた動画は、週1回1時間という短い時間の中で息子としっかりと関係をつくり、1つ1つできることを積み上げていってくれている言語療育で、わずか1年で人とのコミュニケーション力や認知力がぐんと成長した姿でした。

私があの時見ていた息子の姿とは明らかに違うもので、ありのままに子どもを見るということの重要性を私自身が改めて感じる時間にもなり

母が時に現実逃避していても、本当に沢山の人に愛され育んでもらってきたからこそ今の息子の姿があり、私たちの親子関係があると感じられる時間でもありました。

自分のフィルターだけで子どもを観て決めつけてしまうことは、時に子どものありのままを見れずに成長を阻害してしまうことに繋がるかもしれません。

色んな目で見て、関わってもらうことで、親も力が抜け、子どもといい距離感で、成長を安心して見守っていけるのかもしれません☺️

自身の感情の揺れや支えてもらった全てをオープンに出すことで、それぞれに心響くところを受けとってくださった参加者さんがいてくれたことが嬉しいです。

子どもの1番の環境、側にいる私たち大人が、障がいに対してどんな概念や価値観をもっているかということは

子どもたちが、自身の障がいを受け止めていくことや、障がいをもつお友だちや大人と接する上でとても重要だと思っています。

参加者さん同士でのワークの姿は、未来への希望の光に満ち溢れているように感じました。

当事者ママをはじめ、保育士さん、助産師さん、作業療法士さん、支援学級の先生など子どもの側にいる専門職の皆さん、議員さんや地域の方など様々な方にご参加頂け、最後のアンケートも丁寧にお答えくださり、

障がいについて、「自分の中あるものを見つめる機会になった」という回答が多く

「子どもたちにどんな障がいの捉え方をして、行動していってほしいですか?」の問いには、色んな視点をお答えいただきました。

🌸かわいそう、と思わないでほしい。なんとなく思っていそう。
いろんな人がいる。やりたいことも幸せもそれぞれ違っていいなと。フラットに線引きせずにいてほしい。

🌸障がいがあっても、なくても自分自身のことを好きであってほしい

🌸「障がい」という言葉に紐づくものを少なくしたい。「障がい」に注目するのではなく、関わり合いの中の喜びを純粋に大切にしてほしい。

🌸その時その時に感じたことを素直に言葉にして私と対話してほしい。

この他にもたくさんのご回答に頷くものが多く、私たち大人の背中をしっかりと子どもたちに見せていきたいと感じました☺️

長くなってしまったので
2部の振り返りは別投稿で✨

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