【開催報告】第3回子ども未来会議 ~障がいとアタッチメント(愛着)~②

第3回子ども未来会議の2部は
全ての子どもたちに必要な基盤「アタッチメント(愛着)」をテーマに、引き続き(株)Kids NA工房代表取締役松野祐美子さんとトークセッションをしました。

何故、障がいとアタッチメントが関連しているのか

そして全ての子どもたちの基盤に必要だと感じるのか

それは、私自身が訪問療育での息子の姿を見て、親子の愛着不全を感じたのがきっかけです。

充分に愛は注いでるはず、なのになんで?
母であり、保育士としての自信喪失と謎は深まるばかりでした。

これは、専門職が故に敏感に子どもの姿を感じてしまい、しんどくなったところもあると思っていますが、アタッチメント(愛着)を親子で築いていくことが私の課題であり、息子の課題でもあったなぁと感じています☺️

裕美子さんの訪問療育期間中は、現実逃避気味でしたが、立ち止まり課題にしっかりと向き合いたいと思えたのは。
裕美子さんの訪問療育だけでなく、他の信頼した療育の先生たちの姿と共通していることが分かったからです。

私には見せたことのない関係性があるやりとりの姿、それぞれの先生たちと心と心の結びつきができることで、ぐんと息子は心身共に成長する姿がありました。

自身の行動を改めて、息子とゆったりと関わる日々の中で、変化していった息子の姿は、私に母である覚悟と自信をくれました。

親子のアタッチメント(愛着)は、子どもの健やかな成長にとって必要なだけでなく、母にとっても大切なのだと感じたプロセスでもありました。

沢山の専門職の方に支えられて、私たち親子はアタッチメント(愛着)を築くことができました。
でも、またこの絆は、息子の成長と共に変化していくのだろうと思います。その度に立ち止まり向き合っていきたいなと思います。

障がいがあるとか、ないとか
何かができるとか、できないとか
どんな力をつけてあげたいとか
どんな力がついてないとか

そんなことよりも、まず親子の(特定の人との)心と心のむすびつき、精神的な絆があることが、全ての子どもたちな育ちにとって必要な基盤であると感じていただきたくて

私たち親子のプロセスを知っていただきながら、裕美子さんの客観的視点もいただき、整理していったトークセッション。

ですが、子どもの育ちにおいて重要と言えど、目には見えないアタッチメント(愛着)は

それぞれが心で感じる感覚であり、共通認識としてもつことが難しいものでもあると思っています。

また、その子が持つ特性、親子の相性、社会的背景で形成されにくい現実もあるので、実際の対応はとても複雑で難しいとも感じています。

その上で、アタッチメント(愛着)を形成していく上で大切なことをみんなで感じたくて、ワークをいくつか準備していましたが

当初の予定より大幅に時間が押しての2部開始になり、急ぎ足だったので、ワークができず残念でした😢

それでも、アタッチメントに関して、なんとなく分かったとご回答してくださる方が多く、子どもとどんなことを大切にしていきたいと感じたかのアンケートには心温まる回答が沢山でした。

アンケートのご協力本当にありがとうございました。
これから色んな場面で活かしていきます☺️

「もう少し詳しく聞きたかったなー」というお声もあったので、また「アタッチメント(愛着)」についてお話しできる機会を設けることができたらいいな。とスタッフで話し合っています☺️

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