今から育んでいくタイプと診断されたあなたへ
3歳までの“親子のきずな”は、今と未来の子どもへ、親が受け渡せる一生の宝物です。
この記事を参考に、これから始まる親子の絆づくりをゆっくり楽しんでいきましょう♪
👉 子どもと自分の絆タイプを知りたい方はこちら
今から育んでいくタイプの特徴とplus@ポイント
このタイプは、まさに今、絆づくりのスタートラインに立っている親子です。
目が合う、声に反応する、笑顔が返ってくる――
そんな瞬間がこれから少しずつ増えていきます。
診断では、まだ経験していない行動についての質問も多かったかもしれません。
でも、「まだ見られない」=心配 ではありません。
**「これから育まれていく」**という今この時期の大切さを、一緒に楽しんでいきましょう。
お子さんの特徴
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絆の芽が育ち始めたばかり
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小さな反応や表情が、少しずつ増えていく時期
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どんな風に育っていくか、これからが楽しみなタイミング
お母さんの特徴
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初めての子育てで戸惑いや不安を感じやすい
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我が子の変化を楽しみにしながら、日々がんばっている
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まだ明確な反応が見えにくいことに、不安を感じることもある
plus@ポイント
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「目が合った」「笑ってくれた」など小さな変化を喜び合う
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スキンシップや語りかけを通じて「そばにいるよ」を伝える
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不安なときは、相談機関などを頼って“安心できる環境”を整える
親子関係づくりのポイント〜解説編
✓ 小さなサインを楽しみに待つ
表情やまなざし、ちょっとした声や動き――
どれもが「親とのつながり」を築く大切な第一歩です。
「今日はこんな顔を見せてくれた」と変化を見つける時間も、かけがえのない絆づくりのひとときです。
✓ 安心のまなざしを届ける
抱っこや語りかけを通じて、ママ・パパの“安心”が伝わることが、子どもにとって何よりの栄養になります。
まだ反応が返ってこないときも、「大好きだよ」「そばにいるよ」と伝えるだけで、心の土台が育っていきます。
✓ ママ・パパ自身も安心して過ごす
不安な気持ちが出てきたときは、ひとりで抱えず、健診や子育て相談などで気軽に相談を。
誰かと一緒に子どもを見守ることは、ママ・パパにとっても心強い支えになります。
親子関係向上法〜実践編
活用するコミュニケーション方法
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起きた時、寝る前やお着替え、おむつ替えのタイミングで、やさしく語りかけを
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「お買い物にいくよ」「今日は天気がいいね」など実況中継しながら語りかける
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抱っこやふれあい遊びを、意識的に取り入れて「触れ合いの時間」を
※赤ちゃんは、まだことばがなくても、ちゃんとママ・パパの声や気持ちを受け取っています。
意識するポイント
- 可愛いな、愛おしいなと沸き起こることが減ってきたときは、ママ自身のSOSサイン
- 応答的なやりとり
- ゆっくりな動作
4. まとめ
「今から育んでいくタイプ」のお子さんは、これからたくさんの“つながり”を育てていく可能性にあふれた存在です。
発達には個人差があるため、「まだ◯◯できない」と焦る必要はありません。
「こんなふうに成長していくんだな」と楽しみにしながら、
その子らしいペースを大切に見守っていきましょう。
ママ・パパが安心して子育てできることが、子どもにとって最大の安心材料になります。
そのまなざしの中で、これから少しずつ、確かに絆が育まれていきます。