不安がつよめタイプと診断されたあなたへ
3歳までの“親子のきずな”は、
この記事を参考に、さらに絆を深めてもらえれば幸いです♪
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不安がつよめタイプの特徴とplus@ポイント
とても繊細で感性豊か。
小さな音や人の表情にも敏感に反応します。
その一方、心が揺れやすく、変化に戸惑いながらも着実に成長するタイプです。
新しいことが続いたり、苦手な環境要因が重なると、感覚過敏が強くなったり、感情をコントロールしにくかったり、不安が強くでることで、ママやパパが対応に困ることがあるかもしれません。
以下の特徴やplus@ポイントを参考に、
お子さんの特性
- 聴覚や視覚に敏感で、環境変化をしっかりキャッチ
- 新しいことには時間をかけて慣れていく
- 共感力が高く、気持ちをじっくり感じ取る力がある
- 自分の気持ちをゆっくり言葉や行動で表現する
お母さんの特徴
- 子どもの気持ちや表情に敏感で寄り添うことができる
- 育児に真剣で、情報収集に積極的
- 感情に引っ張られることもあるが、それだけ子どもに真剣な証拠
- 思慮深く、冷静な対応ができる
plus@ポイント
- 自分と子どもの感情の“境界線”を意識する
- 安心できる居場所や癒しのアイテムを一緒に見つける
- 子どもの感情に向き合いながら、気持ちの整理を助ける
2. 不安がつよめタイプの親子関係向上法〜解説編
✓ 境界線をしっかり保つ
子どもの感情表現が大きい場合、近くにいるママも子どもの感情に引っ張られすぎやすくなります。どうにかしてあげなくてはいけないという優しい気持ちが、逆に子どもの感情をコントロールしてしまっていることになることも。ママ自身の感情が動きすぎてる時は、まず自分の気持ちを整えることを意識してみてください。
✓ 安心できる環境を整える
日常生活の中で、子どもが安心して過ごせる環境を整えることが大切です。よく泣く場面や時間帯、場所などを意識して観察してみると、赤ちゃんがどんなことに苦手とするか、安心しているかが見つかりやすくなるかもしれません。安定した家庭環境は、感情の発達に大きく影響します。
また、なかなか泣き止まない時のお守りとして、緊張を緩和させることができるように、好きな手触りのハンカチやタオルなど子どもの姿に合わせて、心の支えとなる安心できるものを一緒に探してあげることで、不安になった時気持ちが静まりやすくなることもあります。
✓ 感情の整理のサポート
子どもは、好きな遊びに集中することで感情を整理していることがあります。遊びに集中している時はそっと見守ってあげることで生活全体のバランスが保たれるかもしれません。また、癇癪やパニックになっている時は、そっと見守り、静まるのを待ってあげる方が早く落ち着くことが多いです。落ち着いた後に、「悔しかったね」「嫌だったね」「怖かったね」など、子どもの感情を代弁してあげることで、子どもは自分の感情を理解しやすくなっていきます。1歳半頃からは、自分で気持ちを立て直していく《間》をつくるために、身体的な距離感や次に気持ちを切り替えやすい見通しをつくってあげることも大切です。
3. 不安がつよめタイプの親子関係向上法〜実践編
活用するコミュニケーション方法
-
一日の中で安心できる「定番時間」を決める(ふれあい・絵本など)
- 生活リズムや毎日のルーティーンをつくる。イレギュラーな時は「今日は◯◯に行くよ」と事前に伝えて見通しを持たせる
- 夜寝る前がリラックスタイムになるよう、ふれあい遊びや対話を楽しむ
※0歳からの赤ちゃんでも、
意識するポイント
-
“甘え”を素直に受け止め、肯定する
-
親自身も、リラックス時間を取って心に余裕を持つ
-
成長や頑張りをポジティブにフィードバックする
4. まとめ
「不安がつよめタイプ」のお子さんは、慎重で繊細な感受性を持ち、親の愛情や安心感を強く求めています。大切なのは、泣いたりぐずったりする姿を「困った」と捉えすぎず、「色んな情報をしっかりとキャッチしているサイン」「受け止めてほしいサイン」として見ること。
抱っこをしたり、静かな場所に移動したり、「大丈夫だよ」とゆっくり声をかけたり――安心の体験を重ねることで、少しずつ気持ちの土台が育っていきます。
苦手なことに対して、前もって声をかけてあげたり、気を付けてあげると、ママは気持ちを分かってくれると安心が膨らみます。言葉をしゃべれなくても、赤ちゃんはちゃんと聞いています。感じていることを想像して、語りかけてあげてみてくださいね。
親が子どものペースを尊重し、安心できる環境を提供することで、子どもは自信を持って成長していきます。
ママやパパは、対応にエネルギーを沢山使うと思いますので、家族以外の人にも協力してもらうことを増やしていくことも視野に入れることをおすすめします。
周りに頼っれる人がいない場合は、産後ケアや訪問サポートなどの社会的資源も調べて活用してみてくださいね。親自身も無理をせず、自分を労わる時間を大切にすることで、より良い親子関係が築かれます。
日々の小さな積み重ねが、深い絆となって未来へとつながっていきます。
以上が「不安がつよめタイプ」の解説記事となります。
ご参考になれば幸いです。
「不安がつよめタイプ」は、「しっかり安心タイプ」と、環境や時期などで、行き来することが多いので、こちらの解説も読んでみてくださいね!