ちぐはぐ反応タイプと診断されたあなたへ
3歳までの“親子のきずな”は、
この記事を参考に、さらに絆を深めてもらえれば幸いです♪
⇒子どもと自分の絆タイプを知りたい方は、まずはこちらから
ちぐはぐ反応タイプの特徴とplus@ポイント
このタイプは、「何を考えているのかわかりにくい」「反応が毎日違う」そう感じることがあるかもしれませんが、実はその裏に、「分かってほしい」という深い気持ちが隠れていることも。
お子さんの個性や気持ちを掴んでいくことに時間がかかるかもしれませんが、でもその中にも、親の一貫した関わりが届き、喜びあえる瞬間は親子の宝物になっていきます。
以下の特徴やplus@ポイントを参考に、
お子さんの特性
- 反応が日によって大きく違い、感情や行動に一貫性がない
- 抱っこなど触れ合うことを嫌がる日もあれば、くっついて離れない日もある
- 感情表現と行動にズレがある
お母さんの特徴
-
好奇心旺盛でエネルギッシュだけど、不安も感じやすい
- 1つのことに集中すると、食事や睡眠など他のことが後回しになりがち
- 毎日同じ生活リズムやルーティンを保つのが苦手
- 子どもの要求に応じるタイミングや距離感を掴みにくい
plus@ポイント
小さくても一貫した関わりを積み重ねる
声かけや見通しをセットで提示し、予測しやすくする
反応がなくても「ここにいるよ」と存在を伝え続ける
親子関係向上法〜解説編
✓ 一貫した安心感を与える
同じ言葉・同じ対応を繰り返すことで、「いつもこうしてくれる」「ママがいると心地いい」が子どもにとっての安心に。
例:「そっと抱っこ → ゆらゆら → “だいじょうぶだよ”」
✓ 構造をつくって予測可能に
変化や状況が苦手な子にとって「環境がどんなふうになるか」が知れることは安心につながる要素。
見通しがあると不安が減り、子どもは安心して行動できます。
例:「これからお風呂だよ → 一緒にお風呂場へ行く」
「これからお散歩行くよ」 → 実際に出かける
✓ 肯定の積み重ねで安心を届ける
反応がない日でもどんな反応でも「それでいいんだよ」「大丈夫だよ」とそのままを受け止めてもらえる経験を積み重ねることで子どもの中に安心が貯まっていきます。
親子関係向上法〜実践編
活用するコミュニケーション方法
- 規則的な生活リズムで「次がわかる」安心を届ける。
- 「声かけ+一緒に行動」で予測と実感をセットに
- 朝起きる時と寝る前に親子でのリラックスタイムをつくる
※0歳の赤ちゃんでも、
意識するポイント
- 日々の反応の違いを観察し、小さな変化に気づく
- 子どもと親それぞれの“得意・不得意”を把握して関わる
- 行動や感情に一貫性が見られるようになったら、対応を調整していく
まとめ
ちぐはぐ反応タイプのお子さんは、独自の個性を持ち、時に予測のつかない行動や反応を見せることがあります。
それは時に、子どもからの小さなSOSのサインかもしれません。
ママ・パパの関わりだけでは難しいこともあると思いますので、安心して話ができる子どもの専門家に早めに相談することをおすすめします。
早い段階でサポートにつながることは、お子さんにとっても、ママ・パパにとっても、しんどさが緩和されこれからの安心につながる大切な一歩です。
「こんなこと相談していいのかな?」と迷わずに、まずは気軽に聞いてみてくださいね。
パパもママも、自分を責めず、心から安心して子どもを見守れる環境を大切にしてください。
その安定感が、子どもにも伝わり、親子で共に成長していけます。